ブリ・スギ類基準が完成し、ASCに移管される

12|02|2015



先週、ブリ・スギ類基準が完成し、ブリ・スギ類水産養殖管理検討会から水産養殖管理協議会(ASC)に移管れました。これによりASCの活動計画の1つの項目が達成され、ティラピア、パンガシウス、サケ、エビ、マス、二枚貝、アワビの基準に、ブリ・スギ類が加わることになります。

ASCロゴ付きの認証製品は市場に急速に浸透し、新たな種に拡大されることへの期待が高まっていました。

ASC基準管理長のバス・キアーツは「この基準が完成し、ASCに移管されたことを嬉しく思います。とても待ちわびていました。責任あるブリ・スギ類養殖のための基準を作り上げるために、この数年間、100名におよぶ多様な利害関係者が円卓会議に参加し、貴重な意見や情報提供いただいたことに感謝いたします。今後は監査マニュアルの策定とパイロット監査の準備に入ります」と述べています。

今後の作業:監査マニュアルの策定とパイロット監査

ASCは監査マニュアルの策定作業をすすめ、養殖現場でのパイロット監査を行います。パイロット監査には、日本、ブラジル、メキシコの養殖場から関心が寄せられています。

このパイロット監査は、ブリ・スギ類の基準を一通り検証するとともに、養殖場の現行の養殖行程と基準との適合性をみる機会となります。

第三者の認定

パイロット監査の結果は監査マニュアルの最終版策定のために使われます。この監査マニュアルは、基準をどのように当てはめるかについて、認証機関と養殖場のガイドとなるものです。

基準に関する作業全てが完了した時点で、認証機関の監査員は基準の適用についての研修を受け、その認証機関は国際認定サービス(ASI)が行う第三者認定作業をパスする必要がある。

自然環境と社会的影響を削減する

ASCブリ・スギ類基準はブリ・スギ類養殖による自然環境および社会面における主要な悪影響に対処することを目的としています。例えば、周辺の自然環境および生物多様性の保護、水質の保全、飼料原料の責任ある調達、治療薬と抗生物質の最小限の利用、労働者の管理、地域社会との良好な関係維持などです。

ASCは基準と監査マニュアルが2015年の第4四半期の公開を予定しています。

現在、スギはアジア地域、アメリカ、メキシコ、パナマの沖合で生産されており、ブリ類は主として韓国と日本で生産されています。

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